ペットの火葬後、遺骨はどうする?

ペットの火葬後、遺骨はどうする? ペット供養・メモリアル

ペットの火葬後、遺骨はどうする?

ペットが亡くなり、ペット火葬を利用する際、「火葬後に遺骨は残るのか」「遺骨はどうするべきか」と悩む方は多いのではないでしょうか? 今回は、ペット火葬の後の遺骨についてお話していきます。

目次

・ペット火葬を行なった後の遺骨はどうなる? ・ハムスターや小鳥などの小動物の遺骨は残る? ・ペット火葬の後の遺骨の保管方法は? ①自宅で手元供養 ②ペット霊園や納骨堂に納骨 ③遺骨アクセサリーに加工する ④自宅の庭や海に散骨する ・お骨にカビが発生する?遺骨を保管する際の注意点 ・まとめ

ペット火葬を行なった後の遺骨はどうなる?

ペットが亡くなり、お骨を残すためには火葬を執り行う必要があります。 ペット火葬では、個別火葬の場合、希望をすればお骨を残すことができます。 個別に火葬し、火葬前のお別れや収骨の場に立ち合いが可能な「個別立会火葬」では、家族で遺骨の拾い上げをするプランもあります。 ただし、ほかのペットの子たちと一緒に火葬を行う「合同火葬」は複数の遺骨が混同するため、遺骨は返却されず、火葬後は合同墓地などに埋葬されます。 家族で立会いをして遺骨の拾い上げを希望する場合は、「立会個別火葬」を選びましょう。

ハムスターや小鳥などの小動物の遺骨は残る?

ペット火葬を行う際、ハムスターや小鳥、ウサギ(小型)、亀、熱帯魚、トカゲなど小動物は、遺骨が残るのか不安を抱えている方は多いかと思います。 ペット火葬では、小動物でも遺骨をしっかりと残るため安心してください。 ただし、ペット火葬業者が使用する火葬炉の性能によっては、小動物の遺骨が残らないケースもあるため、事前にホームページで確認しておくことが大切です。

ペット火葬の後の遺骨の保管方法は?

ペット火葬を依頼し、火葬後お骨をご自宅で保管される方は多いですが、ペットの火葬を初めて経験される方の中には「遺骨の保管方法はどうすればいいのか」と悩む方はいるかもしれません。

①自宅で手元供養

手元供養は、遺骨を納骨せずに手元に置いておく供養方法です。 ペット火葬後、遺骨を自宅で保管する場合、基本的に陶器製の骨壺などに入れて保管します。 ペット用の仏壇や仏具を用意するというケースも多く、線香やろうそくなどを置いておきます。 ペットの仏壇を自宅に置くことで、毎日手を合わせることができます。

②ペット霊園や納骨堂に納骨

ペット 霊園やペット霊堂などの納骨堂に遺骨を預ける方法もあります。 お墓掃除などの手入れが不要で、定期的に家族でお墓参りに行くことができることで、都心部や自宅に庭がないマンション住まいの方なども安心です。 ただし、場所によっては管理費が発生するケースがあるため、事前に確認しておく必要があります。

③遺骨アクセサリーに加工する

キーホルダーやペンダント、指輪などのアクセサリーにお骨を少量納めて身につける方法もあります。 愛するペットといつも一緒にいたいという方も、アクセサリーに加工することで身近に感じることができます。 ペット火葬業者によっては、遺骨カプセルキーホルダーをプレゼントしてもらえる場合もありますので、あらかじめホームページを確認しておきましょう。

④自宅の庭や海に散骨する

大切なペットが大好きな場所にいられるように、遊んでいた自宅の庭や遊びに行った海などに散骨する方もいます。 ペットのお骨をずっとそのまま保管することはできませんので、お気持ちに整理がついたら、お骨を骨壺から出して粉骨し、自宅の庭や海に散骨します。 粉骨は自分でもできますが、いくつか道具を揃えたり、心理的な負担がかかると専門業者に依頼する方がよいでしょう。

お骨にカビが発生する?遺骨を保管する際の注意点

火葬直後のお骨は、高温で焼いているため完全な無菌状態です。 カビが生えることはほとんどありませんが、ご自宅で長期間保管する場合は、カビを防ぎ、衛生的に保つためにも密閉パックに包むなど、外気と遮断しましょう。 骨壺の中には、骨壺用の珪藻土、シリカゲルや炭などの乾燥剤を入れることでカビの発生を防ぐことができます。 保管場所に関しても、直射日光があたる場所・湿度の高い場所を避け、風通しの良いお部屋で保管することが大切です。

まとめ

今回は、ペット火葬の後の遺骨についてご紹介しました。 ペット火葬の後の遺骨の保管方法は、人によってさまざまな意見がありますが、ご家族の気持ちを尊重することが最も大切です。 大切な家族の一員であるペットが亡くなった場合、きちんとお別れをするためにも、遺骨をどうするか事前にご家族で相談してからペット火葬を依頼しましょう。

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