ペットロスになってしまったら?愛するペットの死と共に歩むために
皆様は『ペットロス症候群』についてご存知ですか? ペットロス症候群とは、その名の通りペットを様々な形で亡くしたことや その悲しみなどがきっかけとなり起こる精神的な症状となります。 ですので、ペットロスはペットを飼っている人なら誰でもかかる可能性が ある症状です。 そんなペットロスはなぜ起こってしまうのか? そこにはペットと飼い主様を取り巻く環境の変化が関係しており 一人暮らしの家庭や子供のいない家庭も増えているため、 家族としての立ち位置が求められペットは人に寄り添うパートナーとなっているからです。 また、人間同様にペットの寿命も昔に比べて長くなっていることもあり ペットと共に過ごす時間も必然的に増えることとなり、思い出が沢山できることに よって亡くなった際の悲しみがより倍増されているとも言われています。 ペットに対して愛情を沢山かけているからこそ引き起こされてしまうペットロス。 しかし、愛されて嬉しいペットはいても飼い主様に悲しんで欲しいと思うペットは いないと思います。 そこで、今回はペットロスとは何か?ペットロスの克服方法はあるのか? についてご紹介させていただきます。
目次
・ペットロスによって引き起こされる代表的な疾患症状 ・ペットロスを克服するための方法 ・家族や友人がペットロスになってしまった場合 ・まとめ
ペットロスによって引き起こされる代表的な疾患症状
愛するペットが亡くなってしまったという出来事から様々な心身的な 症状が起こることがあります。 そこでまず初めに、共に過ごしてきた時間や注いでいた愛情などが突然 失われてしまったショックから引き起こされてしまうペットロスの代表的な 症状を紹介していきます。 ①うつ病 ②不眠 ③情緒不安定 ④虚脱感、無気力、めまい 等々… 以上がペットロスになった際に起こるとされている代表的な症状となります。 心の拠り所であるペットを失うことによって引き起こされる症状にはとても深刻な ものもございます。 悪化することによって飼い主様にとって良くない状態になってしまう可能性もあるので このような症状が現れる前に『ペットロスかな?』と感じたら 次に紹介する、ペットロスを克服するための方法を参考にしてみてください。
ペットロスを克服するための方法
①悲しい時は素直に悲しみ、涙を流す ②ペットが愛用していたオモチャなどの整理をする ③家族や友人に会って話をする ④軽い運動をする ⑤自分の好きなことや趣味などをしてみる など、ペットとの思い出を無理に忘れたり、心のそこに押し込めたりせずに 素直な気持ちで悲しみ、そしてどのような思い出も良いものとして前向きに 捉えることが大切です。 悲しい気持ちを無理に自分の内側に押し込めたりせずに 悲しい時は悲しいと、辛いときは辛いと言って自分の心のためになることをしてあげましょう。 そして1人ではどうにもならないと思った際にはカウンセリングを受けてみては いかがでしょうか? 最近では、ペットロス専門のカウンセラーも多くいらっしゃるのでペットにまつわる カウンセリングも安心して受けることが可能です。 さらには、自分がペットロスになってしまう可能性だけでなく、自分の周りにいる家族や 友人がペットロスになってしまう可能性もあります。 そんな時は、どうすれば良いのか? 次に紹介する家族や友人がペットロスになってしまった場合を参考にしてみてください。
家族や友人がペットロスになってしまった場合
①一緒にいて、話を聞いてあげる ②相手の悲しみを理解して、肯定すること ③ペットが亡くなった際の遺品整理などを手伝う ④気分転換のためにお出かけに誘う 等がありますが、強制はいけません。 あくまでもペットを亡くし、悲しみにくれるご家族や友人に寄り添うようにしてください。 また、自分達ではどうにもならないと判断した時は、ペットカウンセリングをおすすめするのも 良いでしょう。 自分からカウンセリングを受けるという選択肢を選べない方も中にはいらっしゃいます。 冷静でない状況下では自分のことを客観的に見たり、物事を正しく判断できないことが あるので、周りの人がケアしてあげることもペットロスを克服する大切な1つの方法となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか? ペットを飼っているご自身だけでなく、他にもペットを飼っている家族や友人、 会社の知人やご近所の方などペットロスになってしまう可能性はペットを飼う 皆様にございます。 ペットロスになってしまうのは悪いことではありません。 誰しも起こりうる可能性があり、ペットを愛しているからこそなってしまうものだからです。 ペットロスで起こる症状も克服の仕方も人それぞれになります。 だからこそ自分にとって最善の方法を模索し、周りの人と協力し合いながら少しずつでかまいませんので克服していけるようにしましょう。 ペットロスで悲しい気持ちになってしまった飼い主様達のお力に少しでもなりたいと思っております。 そして、飼い主様が少しでもペットロスから前を向くことがペット達の供養になればと思います。