冬場は特に注意が必要?小動物が亡くなった時にするべきこと

冬場は特に注意が必要?小動物が亡くなった時にするべきこと お別れの準備と手続き

冬場は特に注意が必要?小動物が亡くなった時にするべきこと

この冬は皆様いかがお過ごしでしょうか? 急な冷え込みで体調を崩されてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか? また、ペットにとっても寒さは大敵となります。 特に小さな生き物は寒さによって冬眠してしまうこともあります。 しかし、この冬眠が飼育下ではとても注意が必要なことをご存知でしょうか? 今回はそんな小動物の中でも特に冬に注意が必要な冬眠をする小動物について お話させていただきます。

目次

・冬眠する小動物について ・小動物が冬眠してしまったら? ・小動物が亡くなってしまった時は? ・小動物の火葬または供養について ・まとめ

冬眠する小動物について

小動物の中でも冬場に一定の気温以下になってしまうと冬眠をしてしまうペットがいます。 代表的な小動物は ①ハムスター ②ハリネズミ ③爬虫類 ④シマリス 等になります。 しかし、自然界での冬眠とは違い飼育下での冬眠は大切なペットの命に関わる可能性があります。 本来、冬眠というものは気温の低下と共に準備をするものであり、冬眠に向けて 沢山の栄養をカラダに蓄えたりします。 人の飼育下にあるハムスター、ハリネズミ、シマリス等の小動物は 冬眠をしてしまうとしっかりとした準備ができていない状態での冬眠となり 餓死をしてしまう恐れがあります。 特にハムスターは気温が低くなると冬眠状態になりやすく、飼育下にある場合は 気温の急激な変化で急に冬眠してしまうケースもあるそうです。 兆候としては ・頬袋に食料を溜め込んでいる ・いつもより動きが鈍い 等があり、そうした兆候があらわれた時には早めにお部屋の温度を上げてあげることを オススメします。 そして常に適温を保てるように暖房などをかけっぱなしにしてあげると良いでしょう。

小動物が冬眠してしまったら?

万が一冬眠をしてしまった時は早めに冬眠から起こしてあげないと餓死をしてしまう 危険があります。 冬眠から目覚めさせる方法としては ①手の上で温めてあげる ②お部屋の温度をゆっくりと上げる 等があります。 急激な変化はペットが目覚めた後に体調を崩してしまう原因になるため、なるべくゆっくりと 温めてあげることをオススメします。 特に手の上に乗せて温めた場合、人の体温で目覚めるケースもあります。 おおよそ30分程度、手に乗せて温めてあげることで目覚める可能性があると言われております。 以上が小動物のペットがもしも冬眠してしまった場合のお話となります。 また、ペットが冬眠を急にしてしまった場合 『ハムスターが亡くなってしまったのでは?』 と心配になり驚く方もいらっしゃるかと思います。 そんな時は、焦らずに落ち着いてハムスターが冬眠してしまったのか亡くなってしまったのかを 見分ける必要があります。 見分け方は ①呼吸をしているか確認する ②毛並みが悪くなっていないか確認する ③カラダがコロンと転がるほど硬くなっていないか確認する 以上の3点に気をつけてよく観察してあげてください。 もし冬眠ではなく亡くなってしまっていた場合には次にご紹介する 小動物が亡くなってしまった時は?を参考にペットのご遺体を安置していただければと思います。

小動物が亡くなってしまった時は?

まずはペットのご遺体を安置できる箱をご用意ください。 ハムスターなどの小動物の場合はご自宅にあるタッパーなども代用できます。 ご用意していただいた箱にペットのご遺体を安置する前に、 まずはハムスターやシマリスなどのお体を綺麗に拭いてあげてください。 ハムスター等の小動物の場合、カラダに怪我等がございますとそこから 菌が入り込み腐敗が進みやすくなってしまう恐れがあるためご注意ください。 また、安置場所のご準備とペットのお体を清められましたら布やキッチンペーパーなどを 箱に敷きペットのご遺体をそっと寝かせるように置いた後、保冷剤や氷などでしっかりと冷やしてあげてください。 以上が、ハムスターやシマリスの小動物が亡くなってしまった時の対処法となります。

小動物の火葬または供養について

小動物のペットを火葬する際に、飼い主様からよくご質問いただくのが 『ハムスターやシマリスなどの小動物の骨は残りますか?』 というご質問です。 こちらに関しては、問題なく尻尾の先から頭の骨まで綺麗に残すことができますので ご安心ください。 ペット火葬の火葬炉はペット専用に設計された火葬炉ですので、温度などをペットの大きさに 合わせて調整することが可能となり、小動物などの場合は温度を低くしゆっくりと時間をかけて 火葬を行います。 そのため、ペットのサイズが小さく体重が軽かったとしても20分〜30分の火葬時間が必要となります。 また、小動物のペットの遺骨を骨壺へ入れる際にも力加減などに注意していただくことで 綺麗に遺骨を残してあげることが可能となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか? ハムスターやシマリス、ハリネズミなどの冬眠をする小動物についてお話させていただきました。 小動物のペット火葬について何か不安なことや疑問などございましたら遠慮なくご相談ください。 一匹でも多くのペットが安らかにお眠りになれるようお手伝いが出来れば幸いです。

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